クリスマスのプレゼント交換で、がっかり(ブランドバッグ vs. キャラクタータオル)
クリスマスが近づくある日、職場の女性から告白され、付き合うことになりました。まさに最高のタイミング。付き合いたてのドキドキの中、クリスマスを一緒に過ごせるなんて、こんなに嬉しいことはありませんでした。
クリスマスまでの間、食事に行ったり、レジャーに出かけたりと、デートを重ねるたびに彼女との距離はどんどん縮まっていきました。クリスマスイブを迎えるころには、すっかり良い雰囲気に。
🔹 最高のプレゼントを贈ろう!と意気込んだ結果…
「せっかくのクリスマスだから、ちゃんとしたものを贈りたい」
そう思った私は、奮発して高級ブランドのバッグを購入しました。
正直、かなりの出費でした。けれど、彼女の喜ぶ顔が見たくて、思い切ってプレゼントを決めました。彼女も私にプレゼントを用意してくれているはず。お互いに贈り合う瞬間を想像すると、胸が高鳴りました。
🔹 彼女の反応は最高だった。でも…?
クリスマスイブ、私の家で二人きりで過ごし、ついにプレゼント交換の時間。
まずは私から彼女に渡しました。彼女は「えっ…!こんな高いものいいの?」と目を丸くしながら大喜び!「すごく嬉しい!」と何度も感謝されて、こちらも満足感でいっぱいになりました。
そして、次は彼女からのプレゼントを開ける番。
「何かな?」とワクワクしながら包みを開くと…
「……タオル?」
しかも、ディズニーのキャラクターが大きくプリントされたタオルでした。
🔹 「可愛かったから」じゃない!プレゼントのギャップがつらい
「可愛かったから、似合うと思って!」と笑顔で言う彼女。
たしかにキャラクターものは可愛いけれど、30代の男が使うにはちょっと厳しいデザイン。そもそも、タオルをプレゼントにもらうってどうなんだろう…?
「まぁ、気持ちが大事だよな」と自分に言い聞かせようとしましたが、どうしても気になってしまったのは…
✔️ プレゼントの価格差が大きすぎる(高級バッグ vs. タオル)
✔️ 私のために選んだというより、彼女の好みで選んだように感じる
✔️ そもそも実用的に使えるものじゃない…!
せめて、もう少し私の趣味や普段の生活を考えてくれたらよかったのに。
🔹 プレゼント交換って、気持ちだけじゃなく「バランス」も大事
プレゼントは値段ではなく気持ちが大切、とはよく言われます。確かにその通り。
でも、プレゼント交換の場合、お互いの気持ちや期待値がズレてしまうと、片方だけががっかりしてしまうこともあるんですよね。
💡 プレゼント交換で失敗しないためのポイント
✔️ 相手が本当に喜ぶものを考えて選ぶ
✔️ 価格差が大きくなりすぎないように意識する
✔️ 自分の好みではなく、相手の好みを基準にする
「クリスマスのプレゼント交換」は、二人の関係が深まるイベントのはず。でもこの経験から、プレゼントの選び方一つで、気持ちのすれ違いが生まれることもあるんだなと実感しました。
もらった時はかなりショックだったけど、今では愛用(スーパーコピーのロレックス)
誕生日、それは一年に一度の特別な日。
その年の誕生日も、彼女がプレゼントを用意してくれていると知っていたので、とても楽しみにしていました。
付き合いが長くなるにつれて、「今年は何をくれるんだろう?」というワクワク感は、ある意味イベントの醍醐味でもあります。
🔹 憧れのロレックスが目の前に!歓喜の瞬間
プレゼントの箱を開けた瞬間、目に飛び込んできたのは… ロレックスの時計!
「えっ!? ロレックス!? まさか本物!?」
ずっと欲しかった憧れの時計が目の前にあり、思わず大興奮してしまいました。
「すごい!ありがとう!!」
彼女のことを心から愛おしく感じた瞬間でした。
🔹 しかし、衝撃の事実が判明…
しばらくして、ふと冷静になった私は「いや、でもロレックスってそんなに簡単に買えるものじゃないよな?」と疑問が湧いてきました。
さすがに高価すぎるし、彼女の経済状況を考えても不自然すぎる。
不安になり、思い切って彼女に聞いてみました。
「ねぇ、これって…本物?」
すると、彼女は少し申し訳なさそうな顔をしながら、こう答えました。
「ネットで買ったスーパーコピー品なんだ…」
その瞬間、心の中で何かが崩れ落ちる音がしました。
「え、スーパーコピー!? 偽物ってこと!?」
本物と信じて喜んでいた分、落胆は大きく、正直なところショックでした。
🔹 でも、よく見てみると…
気持ちが落ち着いてから改めて時計を見てみると、驚くほど精巧に作られていることに気付きました。
彼女も購入元のサイトを見せてくれて、「ほら、レビューでも本物と区別がつかないって書いてあるよ!」と説明。
確かに、見た目はほぼ本物そのもの。周りの人が見ても、コピー品とはわからないレベルでした。
そして何より、「本物を買うのは無理だけど、どうしてもロレックスをプレゼントしたかった」という彼女の気持ちが伝わってきて、なんだか愛おしく思えてきたのです。
🔹 今では愛用。結局は“気持ち”が大事
最初はショックだったものの、今ではこの時計を愛用しています。
正直、本物を買えるほどの財力はないし、見た目が本物そっくりなら、それで十分。何より、彼女が私のために選んでくれたことが大切だと思うようになりました。
💡 プレゼント選びのポイント
✔️ ブランド品を選ぶなら、相手が「本物」にこだわるタイプかどうかを考える
✔️ 予算が厳しいなら、ブランドにこだわらず実用的なものを選ぶのもアリ
✔️ 一番大切なのは「気持ち」。でも、相手のリアクションは想定しておくこと
「最初はショックだったけど、今では愛用している」このロレックス(のような時計)。
プレゼントの価値は、単に値段やブランドだけではなく、贈る側と受け取る側の気持ちのバランスで決まるものなのかもしれません。
別れの原因となった帽子5個(気遣いか、無神経か…)
私は現在47歳。今となっては笑い話ですが、10年前、あるプレゼントが原因で恋人と別れたことがあります。
そのプレゼントとは… 帽子5個。
ただの帽子ならまだしも、そこに隠された“意味”が、私にとってはどうしても受け入れられなかったのです。
🔹 彼女は「気にしなくていい」と言っていたのに…
私は若い頃から髪が薄くなってきていることを自覚していました。
ただ、当時付き合っていた彼女は、そんな私を「気にしなくていいよ」と励ましてくれていました。
「薄毛なんて関係ないよ」「そのままのあなたが好き」
そう言ってくれる彼女の言葉が嬉しくて、私は自然と帽子をかぶるのをやめるようになりました。
それまでは、外出時には必ず帽子をかぶっていましたが、「もう隠さなくてもいいんだ」と自信を持てるようになっていたのです。
🔹 ところが、誕生日に渡されたのは…
付き合って3ヶ月目の誕生日。彼女がプレゼントを用意してくれていると知り、ワクワクしながら開けました。
しかし、包みの中にあったのは 帽子が5つも入った箱。
「……え?」
言葉を失いました。
🔹 彼女の“気遣い”と、私の“受け止め方”のズレ
戸惑う私を見て、彼女は悪びれた様子もなく言いました。
「やっぱり外出するときは帽子をかぶるほうがいいし、それにあなた帽子似合うもんね!」
その瞬間、頭の中がぐるぐると混乱しました。
「……気にしなくていいって言ってたじゃないか」
「それはつまり、「やっぱり隠したほうがいい」ってこと?」
「俺のこと、本当は恥ずかしいと思ってたのか?」
彼女の言葉が本音なのか、それともただの気遣いなのかはわかりません。
でも、私にとっては 「やっぱり帽子をかぶったほうがいい」と“遠回しに言われた” ように感じてしまいました。
🔹 結果…1週間後に別れを決意
結局、その帽子を受け取ってから1週間後、私は彼女と別れることにしました。
もちろん、この帽子だけが原因ではありません。
でも、「彼女は本当に俺のことを受け入れてくれていたのか?」という疑念が、心のどこかにずっと残ってしまったのです。
🔹 プレゼントは、相手の気持ちを深く考えて選ぶべき
彼女に悪気があったとは思いません。もしかしたら、「もっとおしゃれを楽しんでほしい」という純粋な気持ちだったのかもしれません。
でも、受け取る側の気持ち次第では、どんなに良かれと思ったプレゼントも、逆効果になってしまうことがあります。
💡 プレゼント選びで気をつけるべきポイント
✔️ 相手のコンプレックスに関わるものは慎重に
✔️ 「気遣い」と「余計なお世話」の境界線を意識する
✔️ 過去の会話と矛盾しないかを考える
「気にしなくていい」と言いながら、「やっぱり隠したほうがいい」と思われていたのかもしれない――。
たった一つのプレゼントが、そんな疑念を生んでしまうこともあるんです。
妻からの借金財布(プレゼントなのに、モヤモヤが残る理由)
妻の親には、昔から借金癖があった。
それも「ちょっとお金が足りないから貸して」といったレベルではなく、常に誰かからお金を借り、そして返済が遅れるのが当たり前になっている状態だった。
そんな義両親を助けるために、私は何度も家計からお金を貸してきた。
正直なところ、これがずっと続くのかと思うと不安だった。けれど、妻は「家族だから」と言い、お金を貸すことをやめるつもりはないようだった。
🔹 妻が選んでくれた誕生日プレゼント…でも?
そんな中、私の誕生日がやってきた。
妻と一緒にショッピングモールへ出かけた際、「ちょっと一人で買い物してくるね」と言われた。
「もしかして、プレゼントでも買ってくれてるのかな?」
少し期待しながら待っていると、妻は満面の笑みで戻ってきて、私に小さな箱を差し出した。
「はい、誕生日プレゼント!」
開けてみると、中には新品の財布が入っていた。
🔹 「お金、大丈夫だった?」と聞いたら…
確かに、今使っている財布はだいぶくたびれてきていたし、買い替えようとは思っていた。
しかし…
デザインが明らかに 妻の趣味。
私はシンプルで機能的なものが好きなのに、渡されたのは装飾の多い、どちらかというと派手なデザインの財布だった。
「……ありがとう。でも、これ、結構高かったんじゃない?」
ふと気になって、妻に聞いてみた。
すると、妻は少し気まずそうに「実はね…」と話し始めた。
「お母さんから返してもらった借金のお金で買ったの。」
その瞬間、なんとも言えない気持ちになった。
🔹 借金で返ってきたお金を、全部使った!?
妻は続けてこう言った。
「私、お金ないけどプレゼントしたかったから…全部使っちゃった!」
金額を聞くと、 5万円。
義両親の借金返済としてようやく戻ってきたお金を、そのまま私のプレゼントに使ってしまったのだ。
🔹 ありがたいけど、素直に喜べない…
妻の気持ちは嬉しい。
「お金がないけど、どうにかしてプレゼントを贈りたかった」その思いは伝わる。
でも、それなら “そのお金を貯めておいてほしかった” というのが本音だった。
✔️ 義両親の借金はまだ完全に返ってきたわけじゃない
✔️ 生活費や将来のために貯めておく選択肢もあったはず
✔️ そもそも、私が本当に欲しいものを考えてくれたのか?
「プレゼントなのに、なんだかモヤモヤする」
そんな気持ちが拭えないまま、その財布を受け取った。
🔹 結局、離婚へ。そして財布は今も…
結局、その後、妻とは離婚することになった。
ただ、不思議なことに、その財布は 今でも使い続けている。
デザインは自分の好みではないし、思い出すたびに苦い気持ちにもなる。
でも、「5万円もかかったものを捨てるのはもったいない」と思ってしまい、ずるずると使い続けているのだ。
🔹 プレゼントは「気持ち」だけじゃなく「状況」も大事
💡 プレゼント選びで大切なこと
✔️ 「贈ること」だけを優先せず、お金の使い方を考える
✔️ 相手の趣味や本当に必要なものをリサーチする
✔️ たとえ家族でも、お金の使い方の価値観が合わないとすれ違う
もし、妻が「プレゼントを買うより、借金返済分を貯めておこう」と考えていたら、今頃、二人の未来は違っていたかもしれない。
「プレゼントだから」といって、無理をするのが必ずしも正解ではない。
そう気づいたのは、もう別れた後だった。
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