初めての旅、特別な節目、日々を支える日常。
贈られたひとつひとつのアイテムには、ただのモノ以上の想いが込められていました。
心がときめいた瞬間、励まされた日々、温かい気持ちに包まれた記憶。
それぞれの物語をたどると、今も変わらない絆や感謝が浮かび上がってきます。
今日は、そんな宝物のような「贈りものと時間」のエピソードを、そっと開いてみましょう。
エピソード①:初めての旅で贈られた革の定期入れ
今の夫と付き合い始めた20代、初めて一緒に旅行に行った時に買ってもらった革の定期入れです。
キリンが空を飛んでいる不思議なイラスト。
もともとキリンが大好きで、一目惚れして、しばらく眺めてた。
ハンドメイドの店で、かなり高価だったのに、私の姿を見て、何も言わず、さっとレジへ持って行った。
入って渡された時、ほんとうに嬉しかった。
それから、ずっと、その定期入れを使って会社に通っていた。
嫌なことがあって、朝行きたくないと思った時も、その定期入れを毎日見ることで頑張れた。
あれから、30年以上経った今、マナカが入っています。
縁はほつれてボロボロになってるけど、革は経年の劣化で、いい感じに味が出ています。
今でもお気に入りです。一生使うつもりです。
✨ふと胸に灯るもの
贈られた小物が日々の背中を押してくれることって、あるんだろうね。💭
革小物は、使い込むほどに味わいが増していくから、記憶と一緒に育つ存在でもある。
もし贈りものを選ぶなら、長く使える素材を意識してみるといいかもしれないね。
革や帆布、真鍮などの経年変化を楽しめるアイテムは、特別な思い出とリンクしやすいよ。
小さな好み――たとえば「キリン好き」みたいなこと――を覚えておくと、喜びはぐっと深くなる。
サプライズで渡すときも、相手が自然に笑顔になる瞬間をイメージすると素敵だね。🌿
贈り物は値段じゃなくて、想いとタイミング。そう思える一例だなあと思うな。
エピソード②:高校入学祝いにもらったコーチのバッグ
私が今までもらった中で一番嬉しかったプレゼントは、息子が高校に入学した時に主人からもらったcoachの肩掛けバックです。
息子が私立高校に入学したので親の付き合いも増えるだろうということで買ってもらいました。あれから10年経ちますが、今でも大事に使っています。
もらった時には自分にとって初めてのcoachのバックだったので気持ちがとてもウキウキしました!
使い勝手もとても良く、年数が経ち味わいが出ています。メンテナンスとしては陰干ししたり雑巾を強く絞って中なども拭いて大切にしています。
しょっちゅう使うのではなく大事な友達に会う時や主人とのお出かけの時に使っています。
これからも丁寧にメンテナンスをし大事に使っていきたいと思っています。
✨ふと胸に灯るもの
新しい生活の門出に贈られたものは、ふとした瞬間に励みになったりするよね。
バッグみたいな実用品って、使うたびに思い出が重なっていくから特別。
長く使うためには、湿気対策や布での乾拭きを習慣にすると、革製品もぐっと持ちが良くなるんだ。
大事なものほど、頻繁に使いすぎない「特別な日にだけ使う」っていうルールを決めるのもいいかもしれないね。
10年たってもお気に入りってすごいことだと思うなあ。
物と一緒に、贈られた日の気持ちまでずっと大切にできるって、素敵なことだね。🌸
エピソード③:リファのドライヤーで毎日を快適に

夫からもらって一番うれしかったのは、リファのドライヤーです。
元々かなり面倒くさがり屋で、ドライヤーを使う習慣がありませんでした。
しかし家が抜けやすくなってしまい頭皮が薄くなってきたので、ドライヤーを購入することに。
いろいろ悩んで、自分の予算内かつ口コミの良さそうなリファのドライヤーに決めました。
次に大きなお金が入ってくるタイミングがあったので、そこで購入すると夫に相談。
すると、翌月の誕生日にリファのドライヤーを買ってくれたんです。
しかも、コテやヘアブラシまで一緒に買ってくれて本当に感激しました。
大きなお金が入ってくるまではまだ時間があったし、ほしいものを買ってくれたのが何よりうれしかったです。
ドライヤーだけではなくコテなどが一緒になっているところも最高でした。
✨ふと胸に灯るもの
日常使いのものって、ちょっとした変化でも暮らしの質をぐっと上げてくれるよね。
リファのドライヤーみたいな家電は、機能性はもちろん、デザイン性や使い心地も大事。
プレゼントするときには、相手が「今、必要としているもの」を選ぶと感動が何倍にもなる。
たとえば、家電選びに迷ったら、口コミランキングや実際の使用レビューを一緒に調べて選ぶといいよ。
「あとで買うつもりだったもの」を先回りしてプレゼントするサプライズは、とても響くと思うな。✨
ふだんの小さな会話の中に、未来の喜びのヒントが隠れているのかもしれないね。
エピソード④:共働き生活を支える電気圧力鍋の贈り物
誕生日にプレゼントされた電気圧力鍋です。
私が日頃から共働きだからもう少し効率的に調理できたらといったことを何気なく口にしていたのを夫が覚えていてくれたことから始まりました。
自分自身でも電気圧力鍋に興味はあったものの種類が多くて決めきれず購入を迷っていた時期でした。
そんな時、誕生日に夫から贈られた包みを開けてみると、まさに私が気になっていた電気圧力鍋だったのです。
大変驚きましたし同時に言いようのない喜びが込み上げてきました。
高価なアクセサリーやブランド品ではありませんが私の日常を温かく見守り私のために時間を使い、心を込めて選んでくれたその気持ちが何よりも私にとって価値のある贈り物でした。
プレゼントという形を通して夫の優しさを改めて感じることができました。
✨ふと胸に灯るもの
生活に密着した贈り物って、本当に心に響くよね。
電気圧力鍋みたいな実用品は、家事の負担を減らしてくれるから共働き夫婦にはぴったりだと思うな。
プレゼント選びで迷ったら、「日々の小さな不便」をヒントにするのもすごくおすすめ。
たとえば、忙しい人には時短家電、疲れている人には癒しグッズを選んでみるとか。
大切なのは、相手の「困っていること」や「頑張っていること」にそっと寄り添う視点だよね。🌿
贈ることで、ただ物が増えるだけじゃなく、生活のストレスが減ったり、心が軽くなったりする。
そんなプレゼントは、きっと長く心に残るんじゃないかな。
エピソード⑤:新生活を支える特別な財布
誕生日にお財布を貰って嬉しかった。
ブランド物の財布が欲しくて前からそれとなくアピールしていたところ、誕生日にその財布を買ってプレゼントしてくれたのでとても嬉しかったし自分のことをよく見てくれていると思った。
また、記念日にはステーキレストランでディナーをプレゼントしてくれて嬉しかった。
ステーキは滅多にたべることが少ないので、貴重な経験ができて美味しかったし嬉しかった。
予約もそんなにすぐ取れないところだったので、自分のために頑張って予約を取ってくれたこともプレゼントになった。
ディナーのプレゼントは食べたら無くなってしまうけど一緒に食べたりそういう努力もプレゼントになるのでとてもいいプレゼントだと思った。

✨ふと胸に灯るもの
モノだけじゃなく、「時間」を一緒に贈るってすごく素敵なことだと思うな。
ブランド財布みたいな形に残るものと、ディナーのような思い出が重なると、贈り物の価値はぐっと深まるよね。
サプライズや特別な日の演出を考えるなら、早めのリサーチと予約は欠かせない!
特に人気レストランは1ヶ月前から動くと安心だよ。
アピールを覚えていてくれるって、実はとても大きな愛情表現だと思うな。💗
小さな希望を拾ってくれた時、人は本当に心が温まるんだよね。
エピソード⑥:18金の細いチェーンブレスレット
当時、私が18歳、彼氏(現・旦那)が19歳でたがいに学生のときでした。
まだ、つきあいだして7カ月ほど、週に1度ほどデートをする仲でした。
一番カップルとしては盛り上がっていた時です。
その日もデート中に、小さなアクセサリー店があり私が見入っていると彼氏も一緒にのぞき込んで「あの、細いチェーンブレスレット可愛いね」とつぶやいていました。
でも、値段をみると1万数千円。
当時アルバイトばかりしていた貧乏学生だった彼氏には高額な代物です。
私は彼氏にとくにねだることはせず、黙ってその場を離れました。
数カ月たって、私の誕生日が来ました。
それほどアニバーサリーにこだわりのない私は、何の期待もしておらずちょっと素敵なレストランで夕食を終えるといつものように帰路につこうとしたその時、彼氏はあの細い金のブレスレットをプレゼントに差し出してきました。
そんなにお金のない彼が頑張ってこれを買ってきたのかと思うと、その華奢なブレスレットがものすごく豪華なものに見えて仕方がありませんでした。
✨ふと胸に灯るもの
学生時代の純粋な贈り物って、何年たっても心に残るよね。🌸
本当に欲しかったものを、時間をかけて準備してくれたっていうプロセスが、なによりの宝物。
大切な人にプレゼントをするとき、無理して高価なものを選ぶより、気持ちをこめた小さなものを丁寧に選ぶ方がずっと響くこともある。
たとえば、普段の何気ない「かわいいね」という一言を覚えておいて、後からそっと贈る――そんなサプライズは、特別な意味を持つよ。
贈り物は大きさでも価格でもなく、相手への「見えない気遣い」がいちばん輝くんだと思うな。
まとめ
贈り物は、単なるモノ以上の意味を持つことがあります。
それは、日々を励ましてくれる存在だったり、新しい門出を祝うエールだったり、そっと寄り添う優しさだったり。
今日ご紹介したエピソードたちは、どれも「心に灯った贈りもの」が、今もなお大切にされていることを教えてくれました。
時間が経っても色あせないのは、贈られた時の想いと、それを受け取った時のときめきが、しっかり心に根付いているからなのかもしれません。
大切な誰かへの贈りものを考えるとき、思い出してみたいですね。