大切な記念日には、特別な場所や思い出深い瞬間が彩りを添えてくれる。
誰かのために選んだレストラン、ふたりで眺めた夜景、何気ないショッピングの時間。
その一つひとつが、今でも心の奥に温かく残っている。
今日は、そんな素敵な誕生日の思い出を、いくつか集めて綴ってみたいと思う。
ふとした時に思い出す、かけがえのない瞬間たちを。
エピソード①：私は夫に結婚前、誕生日の日に青山にあるレストランに連れて行ってもらいました。
私は夫に結婚前、誕生日の日に青山にあるレストランに連れて行ってもらいました。
そこは、私の憧れのレストランでした。
よくドラマなどで使われていて、ビルの屋上にあり、東京タワーを眺めながら食事ができるお店です。
そして、プールが真ん中にあり、夜はライトアップされて、すごく素敵です。
以前から、ずっと行ってみたいと言っていたレストランでした。
そこに、まさか連れて行ってくれるとは思いませんでした。
青山にもあまり行った事がなかったので、すごく緊張しました。
そこで、しゃべった事や食べた物もあまり覚えていません。
かなりの高級レストランなのに、味わう事ができなかったのが残念ですが、
本当に嬉しかったです。
それから、そのレストランがドラマに出るたびに、思いだします。
本当に幸せな思い出です。
✨ふと胸に灯るもの
憧れの場所に、大切な人と一緒に立てたあの日のときめき。緊張と嬉しさが入り混じる気持ちは、今でもふいに蘇るんだろうね。きっと、ドラマのシーンよりもずっと心に残る景色だったんだと思うな。🌸
エピソード②：とにかく食べることが大好きな私。
とにかく食べることが大好きな私。
そんな私の誕生日に彼が連れて行ってくれたのが品川プリンスホテルのディナーバイキングでした。
料理の種類は多くてどれもおいしく、カニやローストビーフなどの食べ放題も含んだ豪華な内容で、特別な日のディナーにはぴったりだと感じました。
ホテルのレストランということで、少しリッチな気分にもなれましたし。
かといって格式が高すぎる感じでは決してなく、みんな思い思いに過ごしているという感じでした。
ドレスコードなども特にないので、急に行くことを知らされても焦らないですみました。
そういった点でも、絶妙なチョイスだなと感心しました。
何よりも、食事が大好きということを考えてくれて、バイキングという場所を選んでくれたのがうれしかったです。
✨ふと胸に灯るもの
大好きなものを思いきり楽しんでほしい、そんなやさしい気遣いが伝わってくる誕生日だったね。気負わず自然体で過ごせる場所を選んでくれた彼のセンスも、きっと心に深く残っているんだろうな。💗
エピソード③：誕生日に今から数年前、主人にソラマチまで連れて行ってもらいました。
誕生日に今から数年前、主人にソラマチまで連れて行ってもらいました。
私がソラマチを選んだ理由は単純にお金があまりかからないからです。
プレゼントやオシャレなレストランでの食事ですとある程度お金がかかってしまいますが、ソラマチだけですとかかる費用は交通費のみです。
ちなみに交通費も私は自分で出しました。
もちろんスカイツリーも見学していません。
ですがスカイツリーに行かなかった分、一日中ソラマチを見てまわることができました。
限定ものも多く販売しており、中でも私の目を引いたのはサマンサタバサスイーツです。
私は元々サマンサタタバサのブランドが好きなのですが、スイーツの店に行くのは初めてでした。
そちらにはオリジナルのエクレアが数種類置いてあり、主人にはそれをプレゼントしてもらったのを今でも覚えています。
エクレアなのでお金もたいしてかからず私も満足できたので良いデートになったと思っています。
✨ふと胸に灯るもの
気取らず、背伸びせず、心から楽しめる時間を共有できるって、すごく素敵なことだよね。贅沢じゃなくても、好きなものを一緒に見つける喜びが、きっと一番のプレゼントだったんだろうな。🎁
エピソード④：私の誕生日に、彼から電車で大和市のつきみ野駅に連れられました。
私の誕生日に、彼から電車で大和市のつきみ野駅に連れられました。
お酒を飲むという事と、当時車が無かったので必然的に電車で移動しました。
そして、駅からはタクシーで移動しました。
つきみ野駅は初めて行ったのですが駅から離れると閑静な住宅街です。
そして彼が指示した場所にタクシーで行き、付いた場所は、そんな住宅街に突如現れた森の中の洋館でした。
そこがまさか誕生日のサプライズとは思いもしません。
まず、ヨーロッパの何処かの洋館やお城を思わせる建物で、入り口にはスタッフの方々が整列していました。
実際中に入ると明治時代のモダンな雰囲気で、料理は私の大好きな鉄板料理のコースでした。
メインはランプ肉のステーキでしたが、これが筋っぽさもなく柔らかくて絶品でした。
豪華過ぎるコースで感動しました。
✨ふと胸に灯るもの
静かな住宅街の中で、ふいに現れた洋館のサプライズ。まるで童話の世界に迷い込んだみたいな誕生日だったんだろうね。彼の粋な計らいに、心まであったかくなったと思うな。🌟
エピソード⑤：毎年夏に、横浜で大きな花火大会が行われています。
毎年夏に、横浜で大きな花火大会が行われています。
たくさんの人が集まって、大変な賑わいを見せる恒例イベントです。
私は職場が近かったこともあり、夏になるといつも楽しみにしていました。
学生時代は友達と、社会人になってからは恋人と、ビールを飲みながら見る花火にはたくさんの思い出があります。
長い間お付き合いしていた彼と、浴衣を着て人混みの中、桜木町の駅から海まで歩く道がわくわくして、夏の楽しみでした。
その彼と結婚し、子供も生まれて花火大会から遠ざかってしまいましたが、数年ぶりの記念日に花火大会に連れていってもらいました。
子供の手を引いて、荷物もたくさん持って歩くなつかしい道は、なんだか不思議な気持ちがしました。
大きなシートで４人になった家族と見る花火は、一段ときれいでした。
✨ふと胸に灯るもの
昔ふたりで歩いた道を、今は家族で歩く。変わったようで、変わらない大切なものがそこにあるんだろうね。きっと、夜空に咲く花火と同じくらい、心にあたたかな光が広がったと思うな。🎆
エピソード⑥：私の誕生日前日、彼にディナーデートに誘ってもらいました。
私の誕生日前日、彼にディナーデートに誘ってもらいました。
チーズ好きな私を喜ばせようと、横浜にあるチーズ専門のお店を予約していてくれて、そこへ連れて行ってもらっただけでも本当に嬉しかったんです。
食事をし終え、お店を出たのは２２時過ぎでした。
次の日も仕事があったので「もう帰るかな？」と思っていましたが、彼が「行きたいところがあるんだよね」と言い、車に乗り込みました。
行先も告げられず、１時間経ってもまだ車を走らせていたので、途中で眠くなって寝てしまったんです。
０時になる前ぐらいに到着したのか、寝ている私を彼が起こしてくれたんですが、
なんと目の前には、すっごく綺麗な夜景が！
北海道の函館に来たんじゃないかと思う位の綺麗な夜景が広がっていたんです！
これを見せるために１時間以上もかけて車を運転して連れてきてくれるなんて、本当に感激でした。
しかも、０時をまわったところでネックレスの誕生日プレゼントを渡してもらいました。
幸せすぎて、もうずっとここにいたいなと思うほどでした。
✨ふと胸に灯るもの
見えない未来を信じて、車を走らせてくれた優しさ。真夜中に広がる夜景は、きっと言葉よりもずっと大きな愛情の証だったんだろうな。✨
エピソード⑦：結婚前によくデートしていた思い出の場所です。
結婚前によくデートしていた思い出の場所です。
家からはそれなりに遠く、片道2時間かかりますが、私が水族館好きなこともあり、よく遊びに行っていました。
そんな彼と結婚、妊娠へと進み、いよいよ予定日まであと１ヶ月ちょっとというタイミングで、八景島に行こうと誘われました。
身重の体で片道２時間というのはなかなか不安のあるものでしたが、時間をかけて休みながら行こうと言われ行くことにしました。
当日は途中下車したり、乗り換えでカフェに入ったり、本当にゆっくり時間をかけて八景島に向かいました。
その代わり滞在時間は短くなってしまったけど、付き合いはじめを思い出すいいきっかけにもなりました。
昔を思い出してしみじみしていると、彼から大きなイルカの抱き枕をプレゼントしてくれました。
陣痛のときに抱き枕が使えるということをどこで調べたのか勉強していた彼は、「これで頑張って赤ちゃん生んでね」と一言。
不安のある出産を控えてナーバスになっていた私は、このデートで前向きになり、無事お産を終えることができたのです。
✨ふと胸に灯るもの
そっと寄り添うような思いやりが、不安な心にしっかり届いたんだろうね。過ごした時間も、贈られたイルカも、きっとこれからも特別な支えになっていくんだと思うな。🐬
まとめ
どれも違った形の誕生日、どれもかけがえのない思い出たち。
高級なレストランも、にぎやかなバイキングも、静かな夜景も、あたたかな水族館の時間も、全部がその人の気持ちに包まれていた。
思い出すたびに心がほころぶような、そんな特別な記憶が、きっとこれからもそっと背中を押してくれるのだろう。
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