冷えた心に、やさしく灯る贈り物たち。
誰かのぬくもりが、思いがけない形で届いたとき、
それはどんな高価な品よりも心に深く残るものです。
冷えた足元を温めてくれる布、心を包むぬいぐるみ、
探してくれた一品、そして癒しの時間。
贈られた“もの”を通して見えてくる、大切な“気持ち”の話。
エピソード①:冷え性に寄り添うレッグウォーマーの贈り物
靴下サプリのまるでこたつレッグウォーマーをもらったことが嬉しかったです。冷え性で夜寝るときは足が氷のように冷たくなることが悩みでした。いつも足冷たいねとはなしていました。もらったときは、妊娠中だったのですが、身体を冷やすのは良くないからと渡してくれました。妊娠中はつわりなどで大変なことも多かったですが、気遣ってくれる人がいてくれることが心強くて頑張って産もうと思わせてくれました。ブランド品やアクセサリーなど高価なものではありませんが、私のことを考えて選んでくれたことが嬉しかったです。妊娠は夫には出来ませんが、できる限り寄り添ってくれる姿に一緒に頑張っていこうと思わせてくれる出来事のひとつになりました。
✨ちょこっとコラム
「冷え性」や「妊娠中の体調管理」は、実はパートナーが気づきにくい部分だったりします。だからこそ、ちょっとした会話の中からヒントを拾って“体を思いやる”プレゼントを選んでもらえると、想像以上の感動になるんだよね。寒がりな人には“室内用レッグウォーマー”や“湯たんぽ”なんかも喜ばれるよ。実用品でも、思いのこもったものなら心までぽかぽかにしてくれるんだなぁ🌸
エピソード②:大好きなぬいぐるみの贈り物
私が旦那から貰って嬉しいプレゼントはぬいぐるみでした。私は昔からぬいぐるみが好きで、ずっといろんなぬいぐるみを集めていました。誕生日が近づいたころ旦那が何を欲しいか聞いてきたので、私は旦那に何も欲しくないと伝えていました。しかし、誕生日の日に旦那がでっかい紙袋を下げて帰宅しました。中を開けてみると、大きなテディベアのぬいぐるみでとても嬉しかったです。私は小さい頃から大きなテディベアが好きで欲しかったのですが、母は整理整頓が好きで大きなぬいぐるみを購入するのは嫌がっていました。旦那にそのことを話していて、覚えていてくれたのでプレゼントをもらったときは嬉しい気持ちでした。今では寝るときは必ず一緒に寝ている大切なプレゼントです。
✨ちょこっとコラム
「大人になってもぬいぐるみが好き」って、実はとても多いんだよね。特に子どもの頃に我慢した記憶がある人ほど、その気持ちは強く残っていることがあるんだ。覚えていてくれたその記憶を“形にしてくれる”って、簡単なようでとても深い愛情だと思うな。過去に話したさりげない想いを覚えていてくれる――それだけで人は、安心できるものだよ🧸✨
エピソード③:手に入らなかった憧れのプレゼント
彼氏からもらったプレゼントの中で一番嬉しかったのが、当時店舗ではどこでも売られていなかった物をプレゼントされた時です。これは私の大好物の食べ物だったのですが、どこのお店にも売られていないどころか国産のものではなく、当時は今ほど通販が普及していなかったこともあり、プレゼントされたときは本当に嬉しく思いました。「わざわざ自分のことを思ってどこに売っているかを探してくれた」という一生懸命さが伝わったからだと思います。探すのが大変なだけでなく価格も食品にしては結構高額なので、その点もありがたさを感じました。何となく選ぶ物より、自分が好きなものをチェックして探してくれるという行為は愛を感じるし本当に感動させられます。
✨ちょこっとコラム
“幻の一品”を贈られたときの感動って、他に代えがたいものがあるよね。何を贈るかも大事だけど、「どれだけ相手のために動いたか」が伝わると、愛情の深さまで届く気がするなあ。入手困難なグッズや地方限定の食品なども、実は立派なプレゼントになる。日頃から「好きなもの」「気になる話題」をさりげなくメモしておくと、いざという時に活きるテクニックだね📓✨
エピソード④:疲れた心を癒した手料理サプライズ
数年前に仕事が忙しい時期があって、すごく疲れて帰宅すると部屋いっぱいに美味しい香りが漂っていました。何事かと思ったら普段ほとんど料理をしない彼が手作りのディナーを用意してくれていたのです。驚いている私に彼は「今日は何もせずゆっくりしてほしかったから頑張って作ってみたんだ」と少し照れたような顔で言いました。私の大好物の料理が何品も並んでいてどれも美味しそうでした。実際にすごくおいしかったです。彼の温かい気持ちと私のために一生懸命料理を練習してくれたのだと思うと胸が熱くなりました。高級レストランで食べるよりも何倍も心に響く最高のディナーでした。私のことを大切に思ってくれる彼の気持ちがとにかくうれしかったです。
✨ちょこっとコラム
「料理は心」とはよく言ったもので、慣れない手つきでも、相手のために用意された食卓って本当に心に響くんだよね。とくに疲れているときほど“自分のために”何かしてくれたことが沁みる。外食では得られない手作りの価値は、形ではなく思いの深さにあるのかもしれないな。お祝いでなくても、たまに“ごはんを作ってあげる”というだけでも立派なサプライズになるよ🍽️💗
エピソード⑤:疲れを癒す入浴剤セットの贈り物
私が彼に貰って最近で一番嬉しかったプレゼントは、入浴剤セットです。日頃私がデスクワークで「肩が痛い」「腰が痛い」とぼやいていたので、気遣って毎日使う入浴剤を選んでくれたようです。セットになっている入浴剤ではなく、自分で様々な入浴剤を選んでくれた所にも感謝しています。普段私が物を所有する事にストレスを感じるタイプの人間なので、敢えて残らないものを選んでくれたのでしょう。高価なものではありませんが、色々考え私に合わせたものを選択してくれ、そのなかでも腰痛、肩こりに効くと記載されてある入浴剤ばかりを選択してくれた、その心が嬉しいです。実際入浴剤にどれ程の効果があるのかは分かりませんし、さほどの効果はない、むしろ何の効果も無いかもしれません。事実、プレゼントされた入浴剤を使って劇的な効果があった訳では正直言ってありませんが、その気持ちに心がぽかぽかになりました。
✨ちょこっとコラム
“残らない贈り物”って実はとっても粋なんだよね。入浴剤やお茶、アロマなど“消えてなくなるもの”は、気持ちだけをそっと届けてくれる優しさがある。特に心や体が疲れている時には、物そのものより「癒しの時間」をくれる贈り物のほうがありがたい。ちょっとした不調を口にしたとき、さりげなくこうした気遣いをできる人って素敵だなって思うよ🛁💭
まとめ
高価なプレゼントではないかもしれないけれど、心がほどけるような思いやりが詰まった贈り物たち。
「あなたのことを見てるよ」「ちゃんと聞いてるよ」という気持ちが、
何よりのプレゼントになるのかもしれませんね。