「これなら絶対に喜んでもらえる!」
そう思って選んだプレゼントが、まさかの“地雷”だった――
恋人へのプレゼント選びは、想いがこもっている分だけ、失敗したときのダメージも大きいものです。
この記事では、実際にあった「彼女へのプレゼントで失敗した!」という体験談を一字一句そのままご紹介。
高価すぎた指輪、サプライズの落とし穴、香水選びの誤算…。
誰にでも起こりうる“あるあるミス”が満載です。
「これ、わかる…」と共感するもよし。
「うっかり自分もやりそう…」と教訓にするもよし。
リアルな声に触れながら、“プレゼント選びの落とし穴”を一緒にのぞいてみませんか?
サプライズのつもりでプレゼントしたものが…
彼女へのプレゼントで失敗してしまった物と言えばネックレスです。
クリスマスの日に彼女へサプライズでネックレスをプレゼントしました。
クリスマス当日に一緒にデートする約束だけはしておいて、その日までにいろんな人からアドバイスをもらいながらプレゼントを選びました。
そして、なるべく毎日着けられるようにとデザインもシンプルなものにしました。
そして、クリスマス当日にディナーを食べ終わってデザートが運ばれてくる頃にプレゼントを渡しました。
そして、プレゼントを開けて中身を確認した瞬間に彼女が少しためらうような仕草をしました。
デザインが気に入らないのかな?と思い聞いてみるとデザインはとても気に入って嬉しいのだけど、彼女は金属アレルギーとの事でした。
そんな大事なことを確認し忘れたことに大変反省しました。
💬 ちょっとひとこと
サプライズは嬉しい反面、事前リサーチ不足が命取りになることも。特に身に着けるものは相手の体質や生活スタイルまで想像することが大切です。「身につけてもらいたい」という気持ちを大切にするなら、まずは“使えるかどうか”の確認を忘れずに。
もしかして失敗だった?女性へのプレゼントは難しい
昔付き合っていた彼女にプレゼントしたもので、失敗だったなと後からわかったものが香水です。
彼女は香水が好きで、僕とのデートの時もいつも香水を付けてきていました。
なので、僕も自分の好きな香り(彼女に付けて欲しいなと思うもの)の香水をプレゼントしました。
彼女はそのプレゼントを開けたときは喜んでくれて付けてくれましたが、結局その香りをかいだのはその時の一回だけです。
その後2年間付き合いましたが、デートには相変わらず彼女のお気に入りを付けてきていました。
今思ってもプレゼントを渡した時は、やはり僕に気を遣って喜んでくれていただけで、あの香水のプレゼントは失敗だったのだな、と思います。
自分ならこんな感じで香水をもらったら絶対嬉しいのですが、女性は違うのかなと思いました。
💬 ちょっとひとこと
“自分が好きな香り”と“相手が好きな香り”は、必ずしも一致しません。香水のような好みの分かれるものは特に慎重に。香りは記憶に残るプレゼントになる反面、外すと心にも残ってしまうのです。

彼女の好みがわからず、プレゼントしたもの
彼女がすごく本好きだったので、最初は本をプレゼントしようと思っていました。
しかし、自分の本の好みが彼女に合うかは分かりませんでしたし、彼女の好みに合うような本もうまく見つけることができませんでした。
彼女の好みに合わない本を贈るよりも、本を買うことができるように図書カードを贈った方が喜ばれるのではないかと思い、図書カードを贈りました。
図書カードの金額としては5000円だったと記憶しています。
当日、彼女にプレゼントとして渡したところ、
「あなたが一生懸命選んだ本でよかったのに」と言われてしまいました。
また、図書カードの性質上、値段がいくらだったのかが分かってしまうのも、プレゼントとしてはふさわしくなかったのかもしれません。
本当に失敗したなと思うプレゼントでした。
💬 ちょっとひとこと
「選ぶ手間」をプレゼントから省いてしまうと、気持ちまで削いでしまうことがあるという好例です。たとえ外れても、“あなたのために選んだ”というプロセスそのものが価値になるのがプレゼントの不思議。相手を想って悩むこと、それがプレゼントの本質ですね。
自分の経験のなさを思い知った体験談
妻と結婚する前、まだ付き合い始めて間もない時に、クリスマスプレゼントをお互いに渡し合うことになりました。
女性へのプレゼント経験が少なかった私は、必死に何をプレゼントするか考えました。
その時にふと、コンビニの店頭に高さ3、40cmほどのリラックマとコリラックマのぬいぐるみが置かれているのを見かけました。
私自身、ぬいぐるみが好きということ、そして私の親族の女性陣もぬいぐるみが好きということもあり、コレだと思い立って即座に購入しました。
後日、お互いのプレゼントを交換しようとした時に、私は愕然としました。
妻(当時の彼女)がくれたのは、見るからに高価な革製のキーケースだったのです。
対して、私はぬいぐるみ2体。
さすがに恥ずかしくなりましたが、彼女は喜んで受け取ってくれました。
もっとも、後日改めてネックレスをプレゼントすることになったわけですが……。
あの時ほど自分の経験のなさを思い知ったことはありませんでした。
💬 ちょっとひとこと
プレゼントには“モノの価値”以上に“相手とのバランス”も求められます。特に付き合い始めの頃は、相手の価値観や好みを推測する材料が少ないため、“自分の常識=相手の常識”ではないことを痛感する瞬間が訪れがち。これも立派な経験値ですね。
プレゼントするものは事前に確認をしなければと反省
私が今までで一番失敗したプレゼントはボールペンです。
私の彼女がある時書きやすいボールペンがほしいと言っていたので、プレゼントすることにしました。
幾つか文具店を回ってリサーチをし、インターネットショッピングで購入することにしました。
彼女に似合う色をと考えて、シルバーとゴールドで縁取られたパーカーのボールペンを選び、ネットショッピングで購入、プレゼント用の包装を依頼しました。
購入してから2、3日後に頼んだ品が手元に届いたので、準備しておいたプレゼント用の袋に入れて早速プレゼントすることにしました。
彼女に渡すと欲しかったやつだと言って喜んでくれました。
ですが、1ヶ月後ボールペンの使用感を聞いてみると余り芳しくない様でした。
「思ったよりも重くて使いづらい」というのが彼女の感想でした。
自分の手で触らずに商品を注文すると失敗すると学びました。
💬 ちょっとひとこと
リサーチと気遣いがしっかり詰まったプレゼントでも、実物を自分で確認できないネット購入ならではの落とし穴もあります。使い心地や重さなど、実用性重視のプレゼントは特に慎重に。最後のひと手間が、満足度を大きく左右します。
おわりに:プレゼントに込めた“想い”が届くように
今回ご紹介したエピソードは、どれも**“彼女のことを思って選んだ”**プレゼントばかりでした。
それでも、結果的には失敗と感じたり、後悔が残ったりしてしまうことがあります。
ですが、それは裏を返せば、それだけ真剣に向き合っていた証拠でもあります。
完璧なプレゼントなんて、きっとありません。
けれど、相手を思う気持ちに、ほんの少しの観察力や想像力を加えることができれば、失敗の確率はぐっと減るはずです。
そして何より――
大切なのは、贈った“モノ”ではなく、贈った“あなた”の気持ち。
この体験談たちが、これからプレゼントを選ぶあなたのヒントになりますように。