『愛情が詰まった定期入れは私の宝物』
私の旦那は器用な方で、市販で気に入るものが無ければ自分で作ってしまいます。
もう15年近く同じ定期入れを使っていた私。クリスマスプレゼントで探してくれていたけどなかなか良いものが見つからず、買ってきたのは革生地と革専用の裁縫セット。
どうせならペアにしようと、二人分作ってくれる事になりました。
革の生地はかなり分厚く、糸を通す穴を開けるだけでも金槌と太い針を使って何度も叩かなければなりません。
一つ一つ丁寧に穴を開け、糸を通すとだんだんとそれらしい形になってきます。取り出しやすいように真ん中に穴をあけたり、革を鞣したりと細かいところまで…。
忙しい仕事の合間を縫って、約1ヶ月ほどで仕上げてくれました。クリスマスプレゼント遅くなってごめんねと。
愛情が詰まった定期入れは私の宝物です。
『どんなプレゼントよりも気持ちが込もっていると感じた』
今まで色々なものを、彼にあげたりもらったりしましたが、その中でも1番嬉しかったのが、3年前の私の誕生日に、彼からもらったの革のブレスレットです。
誕生日の日の夕食で、さりげなく付けてもらって、すごい感動。革細工の専門店で作ったみたいで、生地など造りがしっかりしていました。
2人の名前を掘っています。色々なものをあげたりもらったりした中で、革のブレスレットが1番嬉しかった理由は、やっぱり彼が手作りしてくれたから。
どんなプレゼントよりも、気持ちが込もっているように感じました。
今でもたまに付けてますが、年月が経って色褪せた感じも、いい感じに映えます。これからも、大事に大事に使っていきたいなって思ってます。
『旦那と子供が作ってくれたクッキー』
去年の誕生日旦那から手作りクッキーを貰いました。
私が仕事に行っている間、二人の子供と相談して作ってくれたそう。
仕事から帰って子供と旦那から「誕生日おめでとう!」と渡されました。
どうやら誕生日より前から子供とこそこそと相談をしていたらしく、三人で手作りのものをプレゼントすると決めていたそう。
そこで旦那と子供で図書館に行き子供でも理解できそうなお菓子の本を選び材料を自分たちで購入し、当日作ってくれたらしい。しかもわざわざクッキーを入れるためだけに容器まで購入してくれていました。
結婚前からも結婚後も記念日など疎い旦那が子供と私の誕生日を企画してくれたことにとても驚きました。
料理の苦手な旦那が試行錯誤しながら子供と作ってくれたクッキーは今まで食べたクッキーの中で一番おいしいものになり私の中で忘れられない誕生日になりました。
『夫が隠れて作っていてくれたサイフ』
夫が自分用の財布を作ってて、すごく上手に出来てたので欲しいなあと思いましたが、デザインが男性用でしたので作ってはくれませんでした。
お札が入る女性用財布は考え付かなかったみたいです。
ふと見ると名刺入れや時計のバンド・小銭入れ・キーホルダーと、どんどん増えていき、子供が「ポーチが欲しい」「子供用の財布が欲しい」と夫に伝えてニコニコで作って渡してましたが、私は恥ずかしくて財布を断られてからは「散歩用に使うような小銭入れが欲しい」と伝えれませんでした。
ですが、誕生日の時に、ポーチと小銭入れを貰いました、シンプル過ぎず、派手すぎず、所々ピンクを使っていて聞いたら「子供の送り迎えに使えるかと思って」と言われました。
隠れて作ってるところを想像するとほっこりします。
私がピンクが好きなのもわかっているし、伝えなくても気持ちが届いてたことに喜びを感じました。
『優しい気持ちを思い出させてくれた手作りアルバム』
30歳の誕生日に手作りのアルバムをもらいました。
いつもお祝い事には疎くて、プレゼントもいつも惜しい感じのものしかくれない主人(笑)
30歳の誕生日祝いは気合いいれてね!と念を押した結果、彼の用意したものは初めての手作りプレゼント、アルバムでした。
交際してから結婚、出産まで数年間分の膨大な量の写真を、シールなどでかわいくデコして作られたアルバム。
あまりにも女子力が高くて思わず笑ってしまいましたが、とても嬉しくて大切に保管しています。
大変な作業だっただろうなとも思いましたし、なにより付き合いはじめの初々しかった私たちの写真を見て、初心にかえったというか…優しい気持ちを思い出させてくれました。
これからもケンカしたときはこのアルバムをみようと思いました(笑)
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