手作りアルバム、旅行、ぬいぐるみ…彼がくれた心のギフト

手作りアルバム、リュック、ぬいぐるみ、クリスマスツリー、ミニーのカチューシャが並ぶ温かな光の室内 もらってがっかりした彼氏・旦那からのプレゼント

人の心を打つプレゼントには、決して高価なモノや派手な演出だけが必要なわけではありません。
そこに込められた想い時間、相手を想う丁寧さこそが、記憶に深く残る贈り物になるのかもしれません。
今回は、そんな「心がほどけるようなプレゼント」にまつわるエピソードを5つご紹介します。
読み進めるうちに、誰かを思って何かを贈りたくなる、そんな気持ちが芽生えるかもしれません。


エピソード①:一年間の想いを込めた手作りアルバム

付き合ってから初めて迎えた私の誕生日、彼からもらったプレゼントは、1年間に撮りためた写真をまとめたオリジナルのフォトアルバムでした。ページごとにその時の出来事や思い出に、手書きメッセージが添えられていて、「この瞬間をこんなふうに思ってくれてたんだ」と驚き感動で胸がいっぱいになりました。派手なものではないけれど、私のために時間手間をかけてくれたことが本当に嬉しかったです。今ではその彼が旦那さんになりましたが、結婚してからも毎年欠かさずフォトアルバムを作ってくれて、1冊ごとに思い出が増えていくのが楽しみです。改めて「気持ちのこもったプレゼント」が一番心に残ると感じていますし、彼と結婚して良かったと心から思っています。


✨ちょこっとコラム
写真や手書きのメッセージには、言葉以上に気持ちが伝わる力があるよね。
一年分の思い出を丁寧にまとめたアルバムは、ただの記録ではなく、感謝や愛情の結晶のようなもの。
サプライズではなくても、普段のスマホ写真を印刷して一冊にまとめるだけでも、立派な贈り物になると思うな。
今はアプリやサービスを使えば簡単にアルバムが作れるから、時間がない人でも挑戦しやすいよ📸
大切なのは、「あなたのことを思ってこれを作ったよ」という気持ちを込めること。
誕生日だけじゃなく、ちょっとした記念日や節目に贈るのもいいかもしれないね🌸
そして、続けることができたら、それが2人の歴史になる。何より素敵な贈り物だと思うな💗


エピソード②:旅行先で贈られた新しいリュック

以前から持っていたリュックを仙台旅行の際に使ったのですが、少し小さめだったために中に入れている物の出し入れに手間取ってしまいました。一緒に旅行している間にやりにくそうにしていたからと言って、夫がネットでいろいろなリュックを見つけて、もうすぐ誕生日だからプレゼントしてあげると言ってくれました。予算はきにしなくていいと言ってくれたので、いろいろなリュックの中から使い勝手が良さそうでカラーも素敵なリュックを選んで買ってもらいました。届いたリュックは柔らかい皮で扱いやすく色も思った通りの素敵な色でした。実際に背負ってみると体にもフィットして、物をたくさん入れても疲れないだろうと思いました。次の旅行で使ってみるとほんとうに軽くて旅行がより楽しめて嬉しかったです。


✨ちょこっとコラム
旅先でのちょっとした不便を見逃さずに覚えていてくれた…そんな気遣いって、すごくうれしいよね。
その場で「大変そうだね」と声をかけるだけでなく、後から「じゃあ、いいものを贈ろう」と行動に移せるのは本物のやさしさだと思うな。
プレゼントって、サプライズである必要はなくて、日常の困りごとをそっと解決してくれるものも立派な愛情表現になるよ。
例えば、仕事用のバッグがくたびれていたら新しいものを、料理中の姿を見て使いやすい調理器具を選ぶ…そんな視点で探すと、きっと喜ばれると思う✨
そして「予算は気にしなくていい」というひと言が、より安心感と信頼を生むんだよね。
モノの価値以上に、気持ちが詰まったプレゼントは、日常を特別な思い出に変えてくれるね💼🌷


エピソード③:家族で夢を見たディズニークリスマス旅行

ディズニーランドとシーに2泊3日の家族旅行クリスマスプレゼントでもらいました。もともとディズニーが大好きで、結婚する前は年に一度ほどのペースで一緒に旅行に行っていました。しかし、子どもが生まれたり、私がパートの仕事にではじめてからはなかなか時間や心の余裕がなくしばらくの間、旅行に行けていませんでした。なので久しぶりに、しかも家族みんなで行けると聞いてとても嬉しくて思わず泣いてしまいました。子どもたちからは、まま嬉しいのになんで泣いてるの?と聞かれてしまいました。夫も仕事が忙しく、私に隠れて旅行の手配や準備をするのは大変だっただろうにと考えると感謝の気持ちでいっぱいでした。プレゼントを受け取ったその瞬間も嬉しい上に、旅行に行くまでの楽しみもあり、行く当日までも楽しい。かつ自分だけではなく家族みんなで楽しめることをプレゼントにしてくれたことが本当に嬉しかったです。最高に思い出に残るプレゼントだなと思いました。


✨ちょこっとコラム
物ではなく「体験」を贈るって、とても記憶に残るよね。
とくに、家族全員が一緒に過ごせる時間は、今しか作れない宝物。
サプライズ旅行は準備も大変だけど、その分、驚きと喜びが何倍にもなる。
プレゼントを贈る立場になったとき、「相手だけ」ではなく「みんなが楽しめる体験」を選んでみるのも一つの方法だと思うな🎄
たとえば、季節のイベントに合わせたプランを立てたり、手作りの旅行券を渡してワクワク感を演出したり…そういう工夫が思い出の深さを変えるかも。
そして、旅行そのものだけでなく、行くまでの準備やワクワクする気持ちまで「プレゼント」にできるのが、体験型ギフトの素敵なところ💗
家族にとって、心の中にずっと残る贈り物になることは間違いないよね。


エピソード④:記念日に贈り合ったクリスマスプレゼント

今の夫と付き合っていたころ、クリスマスプレゼントがお付き合い記念日でもあったので、お互いにプレゼントを用意して交換していました。12月の初め頃、トイレに「何が欲しいものはあるかな?」といった内容のサンタさんからの手紙がありました。これは…と思い、返事を書きました。当時自分が好きだったファッションブランドのショルダーバッグをイメージしながら、色味やサイズ感について、イラストを添えて。その後、クリスマス当日を迎えるのですが、リビングにあったクリスマスツリーの下には、まさかの私の好きなブランドのとても大きな袋。開けてみると、思っていたよりも高級感のある、大きめでおしゃれなバッグが入っていました。本人に聞いたところ、実店舗を梯子しながら、私のイラストをもとに在庫を求めて探してくれたそうで、これまでで一番高いプレゼントだったというのもありますが、私のために探し回ってくれたことが嬉しかったです。


✨ちょこっとコラム
欲しいものを伝えるって、なんだか気が引けるときもあるけど、こうやって“遊び心”を交えてやりとりできると、とっても温かいよね。
「サンタさんからの手紙」なんて仕掛けは、大人でもドキドキする演出。
相手の好きなものを探すヒントにもなるし、距離感もぐっと近づく。
ブランドや物の価値よりも、“どれだけ相手のために動いたか”というプロセスが、贈り物に魔法をかけるんだと思うな🎁
イラストで伝えるのも素敵な方法。文字で説明するよりも、想像力が膨らむし、手書きの温度がしっかり伝わるよ。
お互いの想いを交わすイベントは、記念日をもっと大切にするきっかけになるし、後から振り返ってもきっと笑顔になれるよね✨


エピソード⑤:海外旅行で贈られた思い出のぬいぐるみ

昔、海外旅行先で見たぬいぐるみがかわいかったんですが、購入しなかったんです。その時はこんなに記憶に残るとは思わなくて、ただ、ものすごく印象に残るぬいぐるみだったので、旦那と「あれを買えば良かったね」なんて話していました。

でも、旦那がそれをインターネットで見つけ、クリスマスに買っておいてくれたんです。特にブランドがあるわけでもなく、海外のものなので言葉もわかりませんし、検索すること自体が相当大変だったのではないかと思います。実際に、かなり時間がかかったと言っていました。でも、その時の記憶を大切に、旦那も覚えていてくれて、それをわざわざ見つけてくれたことが、本当に嬉しかったです。

海外旅行先でそれを見つけたのは子供が生まれる前でしたが、今は息子が喜んでそのぬいぐるみで遊んでいるので、なんだか不思議だなと思ってしまいます。


✨ちょこっとコラム
「何気なく話したこと」を覚えていてくれるって、それだけで心に残るよね。
しかも、それを行動に移してくれたら、もう最高のサプライズ。
記憶の中のモノをプレゼントとして再び手にするのは、単なる“モノ”以上の価値があると思うな。
ネットで探すって一見簡単そうだけど、ブランドもなく、言語も違う中で探し当てるのはまさに愛の探求✨
そして、その贈り物が次の世代に引き継がれて遊ばれているというストーリーも、またひとつの奇跡だよね。
プレゼント選びに迷ったら、「あの時話してたな」「目を輝かせていたな」という記憶をたどってみると、ヒントが隠れているかも。
大切なのは、“今”ではなく“記憶”に寄り添った贈り物。それが一番心に残るんだと思うな💫


まとめ

どのエピソードにも共通していたのは、「相手を想う気持ち」がプレゼントに込められていたこと。
高価なモノよりも、時間や記憶、工夫や観察が詰まった贈り物は、深く心に残り、時を超えて何度も思い出されます。
一緒に過ごした日々の中にあるヒントや記憶をすくい上げることこそ、本当に喜ばれるプレゼントへの近道かもしれません。
“気持ちのこもった贈り物”が、ふとした瞬間に人生を照らしてくれることを、私たちは忘れずにいたいですね。

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