贈り物は、単なるモノ以上のものを私たちに届けてくれる。相手の気持ち、思い出、そしてその瞬間の温かさが、心の奥深くに刻まれる。ここに紹介するのは、そんなかけがえのない記憶として残った、4つのプレゼントエピソード。贈る人の想いが、どれほど特別な時間を生み出すのかが伝わってくるだろう。
エピソード①:和歌山のみかんゼリーと心のこもった手紙
以前、付き合っていた彼女から、有田産のみかんゼリーをプレゼントされました。
このみかんゼリーは彼女が和歌山の実家に帰省した際のお土産で、それまで食べたあらゆるゼリーの中で一番おいしかったのを記憶しています。
私はもともとフルーツが好きで、そのことを彼女は知っていました。
和歌山はみかんの産地で有名ですし、私にプレゼントしたら喜んでくれるに違いないと考えたようです。
その目論見は見事に的中し、食べた後に「またすぐ食べたい!」と思うほど好きな味でした。
また、そのプレゼントには「いつも感謝してます」という内容の手紙も添えられていて、その点も心にグッときました。
とても強く記憶に残っている思い出のプレゼントです。
彼女の温かい気持ちと優しさが伝わってきました。
✨ふと胸に灯るもの
心に響くプレゼントには、物そのもの以上の「ストーリー」が宿っているもの。今回のように、地元のお土産を選んでくれる行為は、相手を思いやる気持ちがにじみ出るね。もし誰かに贈り物をするなら、その人の好みを知り、ちょっとした旅先で見つけた特別な一品を選ぶのも素敵な方法だと思うな🌸。たとえば「〇〇で見つけたんだよ」と一言添えるだけでも、ぐっと印象に残るはず。小さな手紙を添えるだけでも、プレゼントの温度がぐっと上がるかもしれないね。
エピソード②:護国寺の栗饅頭を含む山盛りの和菓子
は和菓子が大好きなのですが、子どもが嫌いな関係で家で登場することはありません。
誕生日に山盛りの和菓子プレゼントをもらったときは、かなりのサプライズでした。
実に5年ぶりくらいにたらふく和菓子を食べました。
中でも護国寺の栗饅頭をわざわざ買いにいってくれたことを知り(家は所沢市)、本当の意味でご馳走を買ってきてくれたことに、大感激したことは今でも鮮明に覚えています。
その日の晩御飯は、もらった和菓子をひたすら食べて、大満足な時間でした。
まあ家族の為に明日から頑張ろうという気持ちになりました。
子どももおこずかいで、羊羹を買ってくれていました。
この年になると物欲がなくなるので、自分的にはネクタイやハンカチより満たされた気持ちになりました。
✨ふと胸に灯るもの
好きなものを「思う存分楽しんでいいよ」と背中を押してくれる贈り物は、大人になっても嬉しいものだよね。特に和菓子のように、日常では我慢しているものだと、その喜びはひとしお🍵。誰かの誕生日や記念日に「好きなものをたくさん」というプレゼント、すごく効果的かもしれない。無理に高価な品を選ばなくても、相手が心から喜ぶものを選ぶこと。それが本当の意味での贈り物だと思うな。

エピソード③:仕事を労ったゴディバのゴールドコレクション
恋人からもらって嬉しかったプレゼントは「ゴディバ (GODIVA) ゴールドコレクション(20粒入)」でした。
自分はスイーツなら種類を問わず何でも好きな人間です。
しかし率先して購入することはあまりしません。
節約意識から好きではあっても控えています。
それを分かった上で恋人が差し入れてくれた時はとても嬉しかったです。
会社でも自宅でも事務仕事をすることがあります。
その中でも特に頭を使うのは文章を書くものです。
それを行った時にはカロリーが消費されるのか甘いものが欲しくなります。
その都合を知っていることで相手が「仕事の合間にどうぞ」とプレゼントしてくれました。
その優しい気遣いには感動できました。
それもこちらは普段だとまず買わない少し贅沢品なので、余計に特別感があって思い出となりました。
✨ふと胸に灯るもの
普段は買わない「ちょっと贅沢なもの」を贈るって、実はとても効果的なサプライズ。相手の習慣や控えめな性格を理解しているからこそ、そこに差し込む特別感がぐっと心に残るんだよね🍫。もし贈り物を考えるなら、日常ではなかなか手が伸びない「憧れの一品」を選ぶのもいいかもしれないな。たとえば、憧れブランドのチョコ、ハイグレードなコーヒーなど、少し背伸びした品を選んでみると喜ばれるかもしれないよ。
エピソード④:一緒に味わったメロンバウムプレミアム
女から前々から食べてみたかった深作農園から販売されている「メロンバウムプレミアム」を誕生日祝いのプレゼントにもらいました。
彼女と私はバームクーヘンが大好物で、よくバームクーヘンの話をすることが多いほど大好物です。
そして自分の誕生日の日に彼女から前から食べてみたいと話をしていたバームクーヘンを誕生日祝いにもらったので、驚きと感激の感情が込みあがってきました。
自分だけ食べるのはもったないので、彼女と一緒にそのバームクーヘンを食べました。
前から食べたかったバームクーヘンを彼女が覚えていたことにとても嬉しさを感じるとともに、さらに彼女のことが愛おしかったです。
このバームクーヘンは6900円もするので、中々手が出さなかったですがそれを彼女が自分のために購入してくれたことに愛をとても感じました。
✨ふと胸に灯るもの
「一緒に食べる」という体験自体が、プレゼントの価値をさらに高めてくれるよね🎂。高級なものでも、二人で分かち合うと、ただの贈り物以上の思い出になる。もしプレゼント選びに迷ったら、「一緒に楽しめるもの」を考えるのもいい方法かもしれない。ケーキ、旅行、映画チケット――相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら選ぶと、それだけで素敵な贈り物になると思うな。
まとめ
贈り物には、モノ以上の「想い」が宿る。相手の好みを覚えていたり、少し手間をかけたりするだけで、プレゼントは何倍も心に響くものに変わる。小さな気遣いが、大きな感動を生む。そんな温かいエピソードの数々に、あらためて人と人とのつながりの尊さを感じた。