気をつけよう!彼女をがっかりさせたプレゼント事例集

防水スマホケースを手に困惑した表情を浮かべる女性が、段ボール箱の中をのぞき込むカジュアルな漫画風イラスト もらってがっかりした彼氏・旦那からのプレゼント

プレゼントをもらうことは、喜びとワクワクが詰まった瞬間。
けれどその贈り物が、自分の期待とあまりにもかけ離れていた時、人はどんな気持ちになるのでしょうか。
今回は、「えっ…これ、私に?」と思わず戸惑ってしまった、そんなプレゼントにまつわるエピソードたちを集めました。
ちょっと残念だけど、どこか微笑ましい。そんな思い出を、そっとのぞいてみてください。


エピソード①:『これ・・私に必要なもの・・? 』

玄関のチャイムが鳴り主人宛宅配物が届きました。
私に内緒で通販サイトで買い物をしたようです。

届いたを主人に渡すと、待ちわびていたようですぐに箱を開けました。
横で見ている私に「誕生日プレゼントにしようかと思ったけれど、まだ日があるからとりあえずあげるよ」なんてことを言ってくれます。

まさか私のものだとは思わなかったので、何を買ってくれたのか期待いっぱいになります。箱から出てきたのは色違いの防水スマホケースでした。

そういえば主人が前から欲しいと言っていたことを思い出します。
しかし、私にしてみればほとんど外出することもなくスマホもあまり使うことがないというのにどこでこれを使うのかピンときません。
と言うか、はっきり言って必要のないものです。
思わずプレゼントに期待いっぱいになった分、がっかりした感もいっぱいでした。


✨ふと胸に灯るもの
気持ちはうれしいけれど、贈る側と受け取る側の“暮らし”にズレがあると、こんなすれ違いが生まれるのかもしれないね。
「気を利かせたつもりだった」——そんな言葉がふっと聞こえてきそうな思い出だなぁ。💭


段ボール箱の中に入ったプレゼントとハンカチを手に、不満そうな表情の女性が立ちすくむカジュアルな漫画風イラスト

エピソード②:『3か月後に自然消滅したという結末』

20代前半の時に付き合っていた彼から誕生日プレゼントをもらいました。

開ける時はドキドキでしたが、とにかく薄い袋だったので、ちょっと嫌な予感がしました。

中身を見てビックリ、ハンカチが3枚入っていただけでした。

そのハンカチは一応デザイナーズブランドでしたが、特に素敵な柄というわけでもなく、どうしてこれにしたのかすごく不思議でした。

一応その場では、お礼を言いましたが、正直かなり不満でした。

それに、ハンカチとは別れの時に贈るものというイメージがあったので、彼の気持ちを勘ぐってしまいました。

彼としては、ただ単純にハンカチがいいと思って選んだと思うのですが、その意識がちょっと私とは合わないなと思いました。

それから3か月後くらいには自然消滅してしまいました。


✨ふと胸に灯るもの
相手の気持ちを読み取るのって、本当にむずかしいよね。
たった一枚のハンカチでも、受け手の心に波紋を広げてしまう。
そう思うと、プレゼントってやっぱり“心の通訳”なのかもしれないな。🌫️


エピソード③:『これ女性にあげるものじゃないんじゃない? 』

主人から、クリスマスマグボトルをもらいました。
私の仕事が主に屋外なので、”冷える季節に欲しいなぁ”と言っていたのを覚えていたみたいです。

でも、もらったものは私のイメージしていたものと全然違いました。
私のイメージしているのは、やや寸胴でワンタッチで飲み口が出てくるやつです。

主人がくれたのは、明らかにスポーツ用の蓋付のものでした。1リットルは入りそうな大きさです。

”これって、昔のスポーツ少年の水筒じゃん”と一目見て思ってしまいました。

今時の小学生だって、直のみのボトルぐらい使っているというのに…、蓋を開けて飲むタイプを選ぶとはすごいセンスです。
しかも、水筒ケースまでくれました。
それがまた、スポーツブランドのものでした。

一応は女子として、少しそれを持っていくのは恥ずかしいですが、飲み物の保温能力は高いので結局使っています。


✨ふと胸に灯るもの
気遣いはありがたいけど、そこに“ちょっとしたかわいさ”が添えられていたら嬉しさ倍増だったかも。
実用性だけじゃない、“自分の好みをわかってくれること”が、何より嬉しいんだよね。🌸


ハート型のペンダントを手に、彼の写真を見つめながら困惑した表情を浮かべる女性の漫画風イラスト

エピソード④:『彼の言葉にわくわくして、プレゼントをあけてみると・・』

基本的にはプレゼントは何でもありがたいと思うのですが、これはちょっと残念だったな…と思った彼氏からの贈り物があります。

当時、私たちは2年付き合っていてちょうど2年記念日にもらったのが、ミニサボテンです。
彼とはその後別れましたが、友人達の間でも「プレゼントサボテン事件」と未だに語り継がれているくらいです。

サボテンを貰う前、今回は予算が少ないんだけど凝ったプレゼントをあげるねと言われて、何をくれるのだろうかと楽しみにしていました。
2年のお祝いにイタリアンで食事をし、いい気分になって彼の自宅までお邪魔すると、小ぶりな箱に可愛いラッピングがされていてドキドキしました。
しかし、わくわくする気持ちを抑えて開けてみたら出てきたのは見た目に可愛いとは言えないミニサボテンだったのです。

ウケ狙いなのか、これを育ててほしいのか正直意図がわからずに困惑したのをすごくよく覚えています。
ネットで軽く調べたらサボテンは案外育てるのも難しそうで、結局少し飾っただけになりました。がっかりでした。


✨ふと胸に灯るもの
気持ちを形にするって、簡単そうでとても難しい。
凝ったつもりが、空回りすることもあるんだよね。
でもその“ズレ”も、付き合っていく中で気づき合えるチャンスだったのかもしれないな。🌵


エピソード⑤:『彼の写真が入ったペンダントに・・』

私は好きな人から貰うなら何でも嬉しいと、当時の彼にプレゼントを貰うまでは思っていました。
しかしその彼と付き合ってプレゼントを貰うことで、やはり好きな人からでもいらないなと思うものもある、という風に変わりました。

付き合って3か月のまだまだラブラブな頃、彼はサプライズでプレゼントをくれました。
しかも、そのプレゼントはその場では恥ずかしいからと開けるのを拒んでいたのでそんな彼を愛おしく思いながら帰宅し、ワクワクドキドキしながらプレゼントの中身を見たら…ハートのペンダントでした。

この時点ではとても可愛いと思っていたのですが、ペンダントには写真が入れられるようになっていて、セットされていたのが彼の自撮りの写真でした。

いつでもそばにいるように…という彼の気持ちが入っていたようですが、2人の写真もいくらでもあるのにあえて自撮りでキメ顔の彼一人の写真だったので、ナルシストだとがっかりしてしまいました。


✨ふと胸に灯るもの
想いが強すぎると、空回りしちゃうことってあるよね。
“そばにいる気持ち”を形にしたいって、ほんとはすごく優しい発想。
でも、その表現方法ってやっぱり大事なんだなあ…。💗


まとめ

プレゼントに込めた想いは、どれもまっすぐだったのかもしれません。
けれど、受け取る側にとっては「なぜそれを選んだの?」という小さな違和感が、思い出に残る瞬間になってしまうこともあります。
その“ズレ”すらも含めて、人と人との距離や温度を感じられるのが、贈り物の面白さなのかもしれません。
忘れられないのは、きっと“モノ”ではなく、“その時の気持ち”なのです。

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