結婚して年月が経ち、子どもが生まれ、家族が増えると――
誕生日やクリスマスに「妻へプレゼントを贈る」という機会が減ってくる家庭は少なくありません。
「そういえば、嫁にずいぶん長いこと何もあげてないなぁ」と思ったあなた。
今こそ、思い切ってプレゼントしてみましょう!
贈る行為そのものがサプライズになりますし、
妻から見直されるキッカケになるかもしれません。
今回は、そんな“思いがけない贈り物”に感動した奥さまたちのリアルな体験談をお届けします。
エピソード① 毎年のようにお花とケーキだけと思っていたら、まさかの!
結婚して8年めの私の誕生日にもらったのがヴィトンのバッグでした。
ずっと欲しかったものだったので本当に嬉しかったです。
当日は大きな箱にリボンがかけられていて外からは何が入っているか全くわからない状態になっていました。
それまでの誕生日には普通にお花とケーキだけというのが当たり前だったので、今年もいつものようにお花とケーキなのだろうと予想していただけに、ヴィトンのバッグがプレゼントというのは全くのサプライズでした。
やはりサプライズでプレゼントをもらうというのは喜びも2倍になります。
今年がこんなに素敵なプレゼントだったら来年もついつい期待してしまいますが、主人本人にはあまりプレッシャーをかけないようにしないといけないなと思っています。
💬 ちょっとひとこと
「まさかうちの夫が!?」その驚きが、愛情の記憶を深く刻む。
いつも通りの誕生日だからこそ、華やかなギフトのインパクトは絶大。
しかも“欲しかったもの”をちゃんと覚えていてくれたという事実に、妻は感動せずにいられません。
記念日はサプライズを仕込む絶好のチャンス。普段伝えきれない思いを、ギフトという形にしてみるのも素敵です。

エピソード② いつもの様に何も期待していない状態で不意打ち!
夫には付き合っていた頃にそこそこのお値段のものをプレゼントしてもらったりしていましたが、それよりも純粋に嬉しかったのは、去年のクリスマスイブ。
夫が仕事帰りにポインセチアの鉢を買ってきてくれたことです。
我が家のクリスマスは、ケンタッキーとケーキだけというシンプルなものなので、当然プレゼントも期待しないし贈り合っていません。
そんな期待も何もしていない状態で突然買ってきてくれたので、その不意打ちがすごく嬉しかったです。
夫自身も花を買うタイプではないし、クリスマスの浮かれ具合に乗る性格でもないのでびっくりでした。
ちゃっかり「これ2,000円以上したから枯らさないでね」と恩を着せてきたのは笑ってしまいましたが…。見直しました。
💬 ちょっとひとこと
サプライズって高価なものじゃなくても、心が動くんです。
「花なんて買わない人が、あえて選んでくれた」というその行動こそが最大の贈り物。
ポインセチアの赤い花に込められた“ささやかな愛情”が、妻の心をあたたかく包み込んだ瞬間でした。
予想を裏切るやさしさは、ふたりの距離をもう一度近づけてくれます。

エピソード③ 私の何気ない会話を覚えていてくれたプレゼント
去年のクリスマス、私と旦那は子供たちにクリスマスプレゼントをあげるから私たちはなにもなしにしようねと話していました。
だから私は旦那にプレゼントをあげるつもりはなかったし、旦那からももらえるとは全く思っていませんでした。
私は半年ほど前からアパレルの接客の仕事を始めました。
時計を毎日つけていたけど、新しい時計がほしいなと思っていて、軽く今度新しい時計買いたいなーと旦那に言っていました。
クリスマスの夜、子供たちが寝てから旦那と晩酌していると、旦那がサプライズでプレゼントをくれました。
開けてみると時計でした。
しかもまさかの旦那とお揃いで、すごくびっくりしましたがすごく嬉しかったです。
私の何気ない一言を聞いていたこともすごく嬉しくて、時計を大事にしようと思いました。
今は毎日その時計をつけて仕事を頑張っています。
💬 ちょっとひとこと
“さりげない一言を覚えてくれていた”――それだけで、心がふるえる。
何気ない会話のかけらを拾って、それをプレゼントにしてくれるというのは、思いやりと観察力の賜物。
しかもお揃いの時計という、ちょっとしたペア感がまたうれしいポイント。
贈り物の本質は「物」ではなく「気持ち」。この体験談から、そう実感させられます。

エピソード④ すごく嬉しかった旦那と義母からの誕生日プレゼント
誕生日に夫と義母にセーターを貰いました。
特に誕生日に何かを貰うとか期待はしていなかったのですが夫と義母から4着もセーターを貰いました。
4着ほどプレゼントしてもらったのですが2枚は義母が選んでくれたみたいでピンク色っぽいセーター、夫が選んでくれたのは渋めの茶色系のセーターでした。
ちょっと両極端の色合いで(、、、)となってしまいましたが夫はともかく義母からまで貰えるとは思ってもいませんでしたのですごく嬉しかったです。
ただサイズがちょっと大きい!w
確かに私は少し太り気味ですが、2人のセーター両方ともかなりぶかぶかで私は普段そんなに太っているようにみえたのかなぁ。。
と少しショックな面もありましたがこれも私への愛の大きさだと解釈しなによりサプライズ的に驚かせようと内緒で買ってもらえたのですごく嬉しかったです。
💬 ちょっとひとこと
「サイズは大きめ、でも想いはぴったり」――そんな笑ってしまう愛情表現もまた良いもの。
義母と夫、それぞれの個性がにじむプレゼント。色やサイズはバラバラでも、「誕生日を一緒に祝いたい」という気持ちはしっかり届いています。
ちょっとしたズレも含めて、家族のあたたかさって、こういうことなんだなと感じられるエピソードです。
贈り物は“完璧さ”よりも、“一緒に考えてくれた時間”が嬉しいのかもしれません。

🧸 まとめ:大切なのは“モノ”じゃなく、“想い”を届けること
今回ご紹介したエピソードは、どれも高価なプレゼントが中心というわけではありません。
花の鉢植え、会話の中の一言、ちょっと大きめのセーター――どれも、心を動かす贈り物でした。
なぜならそこには、“相手のことを想って選んだ”というストーリーがあるからです。
特別な日でなくても、プレゼントはできます。
「何かを贈る」という行為そのものが、愛情の再確認になるのです。
改めて、パートナーに「ありがとう」「いつもお疲れさま」を伝えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
その一歩が、夫婦の空気をふんわりと変えてくれるかもしれません。
コメント