子どもへのプレゼントは、その時の小さな「大好き」を、形にして贈ることができる特別な行為です。おもちゃや洋服、絵本など、どんな贈り物でも、それを渡す人の想いが込められていれば、きっと子どもの記憶に残るプレゼントになるのでしょう。今回は、甥っ子へのプレゼントを通じて交わされた心温まるやりとりをご紹介します。
エピソード①:『機関車トーマスのカレンダー』
当時甥っ子は機関車トーマスが大のお気に入りで、おもちゃもトーマスだらけでした。
「とおましゅ、とおましゅ」というのがかわいくて、プレゼントはトーマスのグッズと決めていました。しかしおもちゃはもうあふれるほどありましたし、服は親があまりキャラクターのものを着せたがらなかったので、なにがいいか探していたらトーマスのカレンダーを見つけたのです。
これなら一年間ずっと飾ってもらえるし、大きなトーマスの絵を気に入ってくれるに違いないと思いました。
クリスマスに、プレゼントとして送りました。当時離れて住んでいたので、喜んでいるよと親から連絡をもらいました。
でもさらにうれしかったのは、本人から反応があったことです。年が明けてから彼の家に行きましたが、甥っ子は私を2階の部屋にあげてくれ、トーマスのカレンダーが飾ってあるのを見せてくれたのです。
「ねえちゃん、ありがとう」と言ってくれました。これには大感激です。うれしくてうれしくて、甥っ子に飛びついて抱きしめようとしたら、その勢いにびっくりしたのかダッシュで逃げられました。
✨ちょこっとコラム
カレンダーは毎日視界に入るものだからこそ、「一緒に過ごしている」感覚を演出できます。子どもが好きなキャラクターのカレンダーは、おもちゃほど場所を取らず、親にも喜ばれるアイテムです。プレゼントが一過性の喜びに終わらず、日常の中に溶け込んでいく——そんな贈り物はとても素敵だと思うな。🎁💗
エピソード②:『洋服』
私は結婚したときに、夫の親と弟との同居生活でした。
でも、夫の弟は着道楽で着る服にかなりお金をかけているようでした。
いつも高級なコートを着ていましたし靴にもお金をかけていたようでした。
でも、私に息子が生まれてから結婚したいといって、家をでていったのでした。
結婚資金は、夫の親が全部負担していたようでした。
でも結婚して、夫の弟は月に3万円しかお小遣いがないと嘆いていました。
その弟に息子が生まれて、お祝金をあげました。
甥っ子が1歳になって洋服を誕生日にあげましたし、2歳の誕生日も洋服をプレゼントしました。
甥っ子は洋服が好きだということで、とても喜んでいました。
夫の弟の嫁さんに、1度服のおさがりをあげたのですが、嫌な顔をされたことがありました。
✨ちょこっとコラム
プレゼントの中でも「洋服」は、選ぶ側のセンスや関係性が反映されやすいもの。だからこそ、慎重に相手の好みやタイミングを見極めたいよね。特に子ども服は、本人が喜ぶデザインと、親が求める実用性のバランスが大事。迷ったら、事前にリクエストを聞くのも立派な愛情表現だと思うな👕✨
エピソード③:『磁石付きの絵本』
2歳の誕生日に、甥っ子の大好きなキャラクターの絵本をプレゼントしました。ただの絵本ではなく、そのキャラクターや動物が描かれた磁石が付いていて、絵本のページにくっつけられる仕組みになっています。
大好きなキャラクターが載っているので、絵本をプレゼントした時の甥っ子の反応はとても嬉しそうで、すぐに磁石を取り出して遊び始めたのを覚えています。
その後家に遊びに来る度にこの絵本を持参して、一緒に遊ぶということが増えました。ライオンのページにライオンの磁石をつけるなど、見た目で同じだと判断出来るようになっていたり、逆に自分の好きなキャラクターの磁石を好きなページにつけたりと、自由な発想で楽しそうに遊んでいました。
この絵本を通じて、甥っ子にはいろいろな考えや感じ方を沢山経験して欲しいなと思っています。
✨ちょこっとコラム
磁石付きの絵本のような「参加型」のプレゼントは、子どもの知的好奇心や観察力を自然に育ててくれるよね。組み合わせを考えたり、自分なりの遊び方を見つけたりする中で、想像力がぐんぐん伸びていく。知育効果も高いし、長く楽しめるのも嬉しいポイント📚🧲
エピソード④:『トーマスの機関車』
私はOLのころに、同期の子がどんどん結婚が決まってしまって、寿退社していくのを見て焦ってしまっていました。
でも自分には、彼がいませんでしたので、友人に知人を紹介してもらって、付き合って結婚したのが今の夫です。
夫には弟がいて、夫とは全く正反対の性格でした。
でも夫の弟は、私に息子が生まれてから、同居していた家をでていきました。
結婚するといって、いきなり分譲マンションを買ってしまったのでした。
夫の弟のマンションには、広いリビングがありましたので、うらやましかったです。
夫の弟に息子が生まれて2歳の時に、トーマスの機関車セットをプレゼントしたことがありました。
2歳の誕生日プレゼントでしたが、とても喜んでくれたのでよかったです。
✨ちょこっとコラム
子どもが夢中になれる「キャラクターもの」は、時代を超えて喜ばれる鉄板アイテム。中でも“走る・動く”玩具は、特に男の子にとって魅力的。プレゼント選びに迷ったときは、その年齢の子どもがハマっている番組やキャラを親にさりげなく聞いてみると、グッと成功率が上がるよ🚂🎈
エピソード⑤:『レゴブロック』
2歳の男の子が一体全体何に興味があるのか、全くと言っていいほど知識がありませんでしたが、パッと思い浮かんだのがレゴブロックでした。
私自身、子供の頃はレゴに熱中しましたし、何なら大人となった今でも時折遊んでいます(笑)。
さて、プレゼントを渡した瞬間は、甥っ子はレゴブロックがどういった玩具なのかを理解していません。
ですが、色とりどりのパッケージを見て、はしゃいでいたのが印象的であり、なんだかうれしかったですねえ。
その後箱からブロックを取り出し、遊び方を伝授していったところ、ものすごく気に入ってくれましたよ。
やはり、レゴには子供のテンションを挙げる何か特殊な魅力が備わっているのかもしれません。
想像性も養われますし、とてもいい贈り物ではないでしょうか。
✨ちょこっとコラム
「レゴブロック」は、創造力を育む最高のツール。組み立て方に正解がなく、自由に作れるからこそ、子どもの個性が現れるんだよね。年齢が上がっても使い続けられるし、親子で一緒に楽しめるのも魅力。少し難しそうな玩具でも、一緒に遊ぶことで“できた!”の喜びを分かち合えるのがいいところ🧱🌟
まとめ
プレゼントとは、物だけでなく「心を贈る」もの。子どもの成長に寄り添った贈り物は、その瞬間だけでなく、思い出としてずっと残ります。喜んでもらえるか不安になったり、選ぶのに迷ったりしても、それすらが愛情の証。あなたの贈り物も、きっと誰かの記憶の中で輝き続けるはずです。