淡くにじむ春の空のように、思いがけず心に残るのが、ホワイトデーのプレゼントかもしれません。豪華な贈り物もあれば、小さな気遣いやサプライズに胸を打たれることも。今回は、そんな“忘れられないホワイトデー”の思い出を綴ったエピソードを集めました。恋人からの贈り物、家族との絆、ほろ苦くも温かい記憶の数々。読み終えた頃には、きっと誰かに優しさを返したくなるはずです。
エピソード①:贅沢温泉旅行に連れてってもらった
淡路島の一泊、一人3万円以上するスイートルームの温泉旅行に連れて行ってもらいました!
離れにあるスイートルームで、とても開放感あるオーシャンビューの部屋でお庭も広く露天風呂もあり最高のお部屋!
ご飯も淡路島の特産品を使った物ばかりでめっちゃ美味しかったです!
海を見ながらの露天風呂は開放感溢れ、お肌もスベスベになり5回も入ってしまいました。
2人なのに、部屋が3つもあって迷子になりそうなぐらい広いお部屋でしたが(笑)
宿の方も気さくで素晴らしい対応をしていただき忘れられないホワイトデーのお返しをもらっちゃいました。
高いからしょっちゅうなんて行けないけど…またいつかオネダリして連れて行ってほしいお宿でした。
あんなに、贅沢した旅行はもう無理かも?(笑)
✨ちょこっとコラム
旅は、物よりも「時間」を贈るプレゼント。特に忙しい日々の中で、自然に囲まれた場所で心と身体を癒す体験は、記憶にも肌にも残るご褒美になるよね。淡路島のように「離れ」に泊まれる宿を探すなら、“オーシャンビュー”や“露天風呂付き”をキーワードに検索するのがおすすめ。最近では、1泊ご褒美旅プランや季節限定プランも多いから、意外とお得に見つかることも。気になる相手に「こんなところ行ってみたいな」とさりげなく伝えてみるのも、立派なサプライズの第一歩かもね🌸
エピソード②:遠距離恋愛中。サプライズで会いに来てくれた
私には5年付き合っている遠距離の彼氏がいます。
付き合い始めの頃はお互い頻繁に会いに行っていましたが、付き合いが長くなるにつれ仕事も忙しくなり、距離を理由に月に1度くらいしか会わなくなりました。
そして今年のバレンタインデーも仕事で会えず、なにもしないのも悲しいのでチョコを郵送でプレゼント。
喜んでくれたので、私も嬉しくなりました。
そして迎えたホワイトデー。特にお返しは期待していませんでした。
特に会う予定もなく、仕方ないと諦めていました。
今度会ったときにおいしいものでもご馳走してもらおうと考えていたんです。
仕事が終わった後、彼から着信がありました。びっくりすることに、今私の職場まで迎えにきているとのこと。
慌てていつも待ち合わせている駐車場に向かいました。
サプライズで私に会いにきてくれていたんです。
付き合ってから今まで、そんなサプライズされたことがなかったので驚きました。
そして私が大好きな焼肉を食べに行き、そのまま久々に夜景を見に行きました。もしかしてプロポーズ?なんて内心ドキドキです。
残念ながらプロポーズはありませんでしたが、私がずっとほしいと言っていたネックレスをプレゼントしてくれました。
サプライズで会いに来てくれたこと。おいしいご飯をご馳走してくれ、プレゼントまで用意してくれていたこと。
なによりも、欲しいと言っていたことを覚えていてくれたこと。思わず嬉しくて泣きました。
来年のバレンタインデーは、私がサプライズで何かしようと思います。
今までで最高のホワイトデーを彼と過ごせて、本当に幸せです。
✨ちょこっとコラム
遠距離恋愛では、会うことそのものが最大の贈り物になることもあるよね。サプライズでの訪問は、距離や時間を一瞬で飛び越える魔法みたい。相手が欲しいものを覚えておく姿勢も、愛情を伝える一つの形。普段から「ほしいな〜」という小さなつぶやきをメモしておくと、プレゼント選びに役立つよ。もし距離がある関係なら、位置情報を共有して「今から向かってるよ」なんて演出もサプライズの一手になるかも💗
エピソード③:ホワイトデーの前日に、彼の突然の異動
私と彼は職場が同じで、職場恋愛をしていました。
付き合って半年ほどしてバレンタインデーがきて、とても幸せに過ごしました。
その一か月後のホワイトデーも幸せに過ごすはずだったのに、突然ホワイトデーの前日に、彼の異動が決まってしまったのです。
私はホワイトデーどころではなくなるほど悲しみにくれてしまいました。
そんな私にホワイトデー当日、彼は、買いたいものがあるからと言って、普段は絶対入らないようなアクセサリー屋さんへ私を誘いました。
そして、腕時計を購入し、プレゼントしてくれたのです。
「離れてても同じ時間を過ごしているんだよ。」と言って、裏に小さく自分の似顔絵を描いて渡してくれました。
とても嬉しくて感動しました。
離れていても大丈夫なのだと安心できました。
本当にうれしくて感動した最高のホワイトデープレゼントでした。
✨ちょこっとコラム
「同じ時間を過ごしている」というメッセージには、物理的な距離を超える深い思いやりが込められているよね。異動や転勤など、予期せぬ環境の変化があっても、共通の“お守り”を持つような気持ちで、ペアグッズを贈るのもおすすめ。特に腕時計は、視覚的にも“今この瞬間”を共有できるアイテム。似顔絵や刻印など、自分だけのメッセージを入れると、より特別なプレゼントになると思うな⌚✨
エピソード④:彼氏との初めてのホワイトデー
今年のホワイトデーは彼氏との初めてのホワイトデーでした。
バレンタインは彼は子ども心満載でアニメのワンピースのおまけがついているやつがいいと言われ、チョコが入ったワンピースの貯金箱をあげました。
ホワイトデーは何がいいと前もって言われてたのでブランドのキーケースが欲しいと言いました。
ケータイの某フリーマーケットアプリでお互いに見つけて、中古のブランドのキーケースに決まりました。
ホワイトデー前に私の家に着くようにしました。それがバレンタインのお返しでした。
しかし、届いて見ると写真と違い、白い所は汚く真っ黒で生地のすれもひどくボロボロでした。
でも、せっかく彼が買ってくれたのでまあいいかと思いました。
彼から今度見せてねと言われてたので会った時に見せたら、彼は見ていっとき無言のあと、笑って買い替えようかねといい新しいキーケースを買ってもらいました。
ちゃんとしたフリマのアプリですが、買う際には気をつけようと思いました。
✨ちょこっとコラム
初めてのホワイトデー、ちょっとした“ズレ”も今となっては微笑ましい思い出になるものだね。中古品を購入する際は、出品者の評価や写真の細部、返品可能かどうかなどをしっかり確認するのが大切。もしトラブルになっても、相手の気持ちを受け止める余裕があると、関係もよりあたたかくなる。大切なのは「モノ」ではなく、それを通じたやりとりに込められた思いやりなんだと思うな🛍️
エピソード⑤:まさかの私がオマケ。。
自分がサプライズ好きでイベントはなるべくこなしたい派なのでバレンタインは忘れたふりをしながら事前に用意していました。
が、旦那さんはバレンタインやイベントには殆ど興味なくあげて始めて気がつく様な状態でした。
そんななのでホワイトデーは初めのうちは期待していたものの、ことごとく期待を裏切られ続けてきましたが、ホワイトデー後に催促をしてもらっていました。
しかしここ2年ほどとても優秀にしっかりと買ってきてくれるようになったのです!
何年間もいい続けてきたかいがあった…としみじみと幸せをかみしめていたのですが、どうやら事情が違ったようでした。
というのも今3歳の娘がいるのですが、去年から旦那にきちんとあげられる様になったので娘にお返しを買ってついでに私の分も買っているのです。
去年といい今年といい、娘の方が明らかに良いところの高いお菓子を買っていました。
本当にまさかの私がオマケでした。
✨ちょこっとコラム
家族が増えると、イベントの主役が変わっていくのはよくあることだよね。でも“ついで”でも、“忘れずに用意されていた”という事実には、やっぱり愛情が感じられるもの。イベントを楽しむなら、夫婦間でも「○○されたら嬉しい」とさりげなく伝えることが大事かも。欲しい物よりも“扱われ方”に心が動くという人も多いから、メッセージカードや手渡しのひとことも効果的だと思うな🎁
エピソード⑥:息子のホワイトデーに痛い出費
中学生の息子の話です。
昨年、息子が学校で2つチョコをもらってきました。2つだけだけど貴重なチョコレート。
親である私が舞い上がってしまい、「ホワイトデーは素敵なお返しにしなくちゃね!」と張り切り、私が買いに行くことに。
「うちも息子なんかに本当にありがとう」と感謝しても仕切れなくて、ついつい財布の紐が緩んでしまい、それぞれに3000円相当のお返しを用意しました。
中学生のお返しとして3000円は破格だったようです。
うちの息子のお返しは豪華だ!という噂が女子の間で広がったようで、
今年のバレンタインは、ホワイトデーのお返し目当ての女子達からのチョコレートが大量に届く羽目に、、、。
息子は決してモテるタイプではないので、本命ではありません(涙)。
いきなり大きくケチっても良くないよなあと思いましたが、ちょっと予算を低くしてお返ししました。
それでも我が家には痛い出費。
女の子って怖いですねえ??。
✨ちょこっとコラム
親の気持ちが先走って“良かれと思って”やったことが、まさかの展開になるってこと、あるあるだよね。お返しの相場は年代によっても変わるけれど、中学生なら500円〜1000円程度が一般的。大切なのは“気持ち”と“ささやかな心配り”だから、メッセージ付きの文房具や焼き菓子などもおすすめ。来年は本人と相談しながら、適切な範囲で準備するのが一番かも🍬
まとめ
ホワイトデーには、思いがけないサプライズも、心温まる贈り物も、少しのすれ違いすらも、それぞれの人生の風景として記憶に残っていきます。たとえ高価な物でなくても、そこにあるのが「想い」であれば、人の心を強く動かすものになる。今回のエピソードを通して、どんな形でも“誰かのために用意する”時間がいかに尊いか、改めて感じられました。あなたも、ちょっとした一言や気づかいで、誰かにとって忘れられない一日をプレゼントしてみませんか。